スポーツ選手が生命線である基礎的な運動能力を必至になって高めているように、自分は頭脳労働者として、「脳」力を必至に高めたい。
自分にとっての、「脳が冴える7つの習慣」をまとめてみたい。
1.朝、脳のウォーミングアップのために、朝起きたらすぐに太陽の光を浴び、英文を5分間音読し、隣の駅まで歩く。朝、なるべく同じ時間に起き、太陽の光を浴びる。脳がもっとも活発に活動する時間帯に仕事のピークを会わせ、夜はできるだけ早く寝る。そうやって生活のリズムを安定させると、脳の活動も安定してくる。それが誰にとっても、まず重要なこと。
人間はどこかで、会社なり学校なり、自分以外の誰かに動かされている環境を持っていなければならない。何も強制されていない環境に置かれると、人間はいつの間にか、脳のより原始的な機能である感情系の要求に従って動くようになってしまう。その結果、生活のリズムを失い、面倒なことを避けるようになり、感情系の快ばかり求める生活になる。脳は基本的に怠け者であり、楽をしたがるようにできている。
足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳領域が担っているので、よく歩いているうちに、血液が脳の高いところまで汲み上げられる。歩くというのは、足を中心とする全身運動なので、脳全体に血液が巡りやすくなる。散歩をした後に脳が働きやすいのは、そういう理由からも説明できる。
2.昼食後に散歩する食事をした後には、血液が胃の周辺に集まりやすくなっているので、脳の機能がどうしても落ちやすい。そこで、少し散歩することによって脳に血流を巡らせるとよい。
3.最低でも6時間、できれば7時間半寝るよく物忘れをする、思考が上手く整理できないという人は、睡眠不足である場合がよくある。脳も筋肉と同じように疲労し、その疲労は十分な睡眠を取らなければ回復しない。また、記憶の定着、指向の整理は、起きている間よりも寝ている間の方が進みやすい。
寝つきを良くするために、布団に入ったら、足の指から順に、足→腰→背中→手の指→腕→肩→首と意識して力を抜いていく。特に毎日プレッシャーの中で仕事をしている人は、寝ようとしているときでも体に力が入っているので、この習慣が有効である。
4.1時間に1回は目のフォーカス切替を行う1時間に1回は、目をよく動かす。このとき、上下左右に動かすだけでなく、目のフォーカス機能を使うことを意識する。窓から遠くのビル群を眺めたり、その上に浮かぶ雲を見たり、飛行機に焦点を合わせてみたりする。現代人は、小さな平面を見すぎているという以前に、狭い空間で至近距離を見すぎているので、ときどき意識して、思い切り遠くを眺める必要がある。遠くを見て想像力を働かせたら、今度は思い切り小さな世界に焦点を合わせてみる。観葉植物の葉脈を観察したり、土の上を歩くアリの精密な動きを観察してみたりする。そうやってダイナミックに目を動かしていると、脳のフォーメーションもダイナミックに切り替わり、思考に柔軟さが出てくる。
5.朝に5分間Podcastを聴く小さな平面を見ている時間が長い人は、情報の入力を目に頼りすぎている。視覚的情報を遮断した状態で耳から情報を取る訓練を続けていると、人の話がスムーズに頭に入ってくるようになる。
6.たとえ話を意識的に使うたとえ話の中には、脳の高度な働きがすべて含まれている。たとえ話をするには、まず、その情報を自分なりに解釈できていなければならない。また、相手の身になって話そうとしていなければ、適切なたとえ話はできない。たとえ話を織り交ぜながら表現力豊かに話そうと努力しているうちに、それらの力が鍛えられていく。
7.活動を多面的にし、いろいろな人と出会う脳の働きを維持するためには、基本的に、脳が変化に対応している状態が必要。毎日同じ部屋にいて、同じような生活をし、会う人も限られている。そいういう生活を続けていては、脳の若々しい状態を保つことはできない。
脳をバランス良く成長させるには、活動を多面的にし、その中で出会ういろいろな人たちと交流することがとても大切。
ここ1〜2年ほどの仕事で痛感したことが、ブログのエントリーに書かれていた。
Life is beautiful: "Less is more"なもの作りと合議制とたぶん最も強く意識すべきは「合議制では良いものは作れない」という法則。デザインに関わる人が多ければ多いほど、「いろいろな意見」が寄せられてしまい、「せっかく有意義な意見を出してもらったのだから」と次々に意見を取り入れているうちに、機能だけはたくさんあるけど魂が無くて妙に使いにくいものが出来てしまう。
その意味では、37signalsの人たちが言うところの「less is more」は「単に機能を削って使いやすくする」というだけの話ではなく、「企画に関わる人の数を削って魂があるものを作る」というもの作りの過程そのものに関しても言えること。
これまで、自らいくつもの商品化プロジェクトで商品企画を担当し、また、社内の他の商品化プロジェクトを見てきたが、企画・ビジネスプランニングに関わる人が多ければ多いほど、つまらない商品・ビジネスになる確立が高い。たちが悪いのは、重要な大型プロジェクトになればなるほど、いろいろな人が色々な思い・思惑で口を出したがる。これによって、商品・ビジネス案がつまらなくなったり、プロジェクトそのものがたちいかなくなったりすることが少なくない。
少人数で意志決定できる体制作りと、自らが全権を委ねられるような実力と実績を持てるよう、努力していきたい。
携帯電話業界最大のイベント Mobile World Congress が2/11から開かれている。気になったニュースを3つ取り上げてみたい。
1.Nokiaの歩行者用ナビ
engadget: Nokia goes public with Maps 2.0 beta, plans Series 40 versionNokiaは昨年よりWebサービス「Ovi」に力を入れており、その1つにナビゲーションサービスがある。今回の発表では、これまでの車用ナビに加えて歩行者用ナビの機能を追加するというもの。
日本では歩行者用ナビは完全に定着しているが、海外でもここ数年でGarminやTom Tomなどのカーナビが普及してきていることを考えると、(日本でそうであったように)次は歩行者ナビがホットな市場となるのかもしれない。
2.Sony Ericsson XPERIA X1
engadget: Sony Ericsson's XPERIA X1 QWERTY with Windows Mobile and HSUPAWindows Mobileマシンはデザインがイマイチのものが多いが、現状ではベストと思えるものがSony Ericssonから発表された。ハードウェアデザインだけではなく、「Panel Interface」と呼ばれるGUIも素敵である。
3.LG KT610
engadget: Hands-on with LG's QWERTY clamshell, the KT610閉じたらシンプルな携帯電話、開くと横長画面とQWERTYキーボードが出てくるというクラムシェルのスマートフォン。この手のクラムシェル型はこれまでもいくつか出ており、コンセプト的にも有りだと思っているのだが、いまいちパッとしない。個人的にはデザインが良くないためだと考えているのだが、このLG KT610もその壁を破れなさそうである。
以前のエントリー 「
市場調査なんていらない」 で、
革新的な商品を生み出し続けるGoogleやAppleは商品企画にあたって市場調査をしているのだろうか?
勝手な想像ではあるが市場調査なんてほとんど気にせずに、自分たちが本当に良いと思うものを作っているのではないだろうか。だからこそ、とがっていて、人々に驚きを与える商品を作れるのだと思う。
と書いたが、その答えをこの本の中で見つけた。
本書は、スティーブ・ジョブズの、決してあきらめない不屈の信念と、世間の価値観に縛られない強烈な個性とによる脅威の交渉術をまとめたものである。その中で、ジョブズがマック発売に関して言った言葉が以下である。
「他人のためにマックをつくっていたわけじゃない。自分のためにつくってたんだ。マックがすごいかどうかは私が判断する。市場調査をするつもりなんかなかった。グラハム・ベルが電話を発明したとき、市場調査をしたと思うかい? するわけないじゃないか。」
こう言いきれる人物になりたい。